オイル交換や点検などの張り紙。
その張り紙を
「どうしてその位置に貼ったか」
明確にいえますか?
答えられない場合、
もったいないことをしているかも知れません。
■張り紙は「人の目線上」に置く
例えば男性用小便器の上の方に張り紙を置くとします。
男性が小便器で用を足すときは他に何もできないので、
実は張り紙を読んでもらうのに恰好のチャンスです。
(大便器で用を足すときはスマホなどを触れますから)
この時、少しでも見てもらう可能性を高めるためには
「男性の目線の高さに張り紙があること」
が重要です。
その大事な部分にちゃんと張り紙はついていますか?
1)人の目線と張り紙の高さを必ず合わせる
2)トイレは集中して読んでくれるゴールデンタイム
3)読む内容は15秒以内!(小用は時間との勝負)
■張り紙の内容は「目的」から考える
もし張り紙がちゃんとついていたとしても、
そこに貼ってある張り紙はどのような内容でしょうか?
男性の小便器だとして、もしかして
「あと一歩前へ」
など書いてませんか?
(それで動く男性を私は今まで見たことありません)
もし「販促の観点」が重要であれば、
張り紙を変えることを検討してみてください。
例えば、その時期に売り出したい新商品やサービス。
もしくは
あなたのお店の「強み」であるサービスや
お客様によく喜ばれている内容などです。
※もし目的が
「トイレ掃除の効率を高める観点」
であれば「あと一歩前へ」のままでも構いません。
(ただ、それほど効果はないと思いますが…)
あくまでも目的が重要!という話です。
■トイレ以外でもお客さんの目線を意識するのがおすすめ
今回は男性の小便器という細かいところでお話しましたが、
これはもちろん店舗内外どこでも重要な考え方です。
せっかくの販促の張り紙なので
「貼ってある張り紙が目に入るか」
は、外部の人の意見を聞いてみるのがおすすめです!
取引先の人が来た際など
「こういうチラシ貼ってるんだけど、目に入る?」
など聞いてみてはどうでしょうか?
■「目的」から考えて「手段」を最適化する
ガソリンスタンドのトイレに入ると
「オイル劣化が燃費を下げる検証データ」
なるものが広辞苑くらいの細かい文字で
男性小便器の上に張り紙されていることがあります。
これ、完全にタイムアウトです。
なぜなら哺乳類の平均排尿時間は21秒。
張り紙の3分の1まで読んだところで
ジッパーを上げ始める人がほとんどだからです。
そのたびに
(目的は意識されているのに…)
と、残念に思うことがあります。
「目的」から考えて
「手段」を最適化する。
でも、これって結構難しいですよね、、、
そういう悩みを解決するために
来店顧客の「眼球の裏側」から覗き込む気持ちで
日々開発をしています。
例えばこんな風に。
↑大手家電量販店や本屋さんは必ず実施しています↑
【トイレの張り紙テンプレート】
・バッテリー点検→ https://airpra.jp/?template_id=5960
・オイル交換 → https://airpra.jp/?template_id=5442
・車検受付 → https://airpra.jp/?template_id=5986
目的を決めれば
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【今日の提言】
『商いは自社の魅力を伝える場。どんな時でも。』