バルセロナ大学で行われた
有名な実験があります。
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回答後に謝礼1ドル支払う方法と
回答前に謝礼1ドル支払う方法とでは
どちらがアンケート回答率が高いか?
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さて、
どちらの回答率が高いと思いますか?
■ 実験でわかった返報性の法則
この実験でわかったことは
「先に謝礼を支払う方が回答率が3倍高い」
ということでした。
なぜか?
心理学には
(これだからこう)
といった論理的推論ではなく
あくまでも実験的考察があるだけです。
(感覚的に「この人、好き(もしくは嫌い)」
にどちらかと言えば近い)
そのため、この実験においては
先に謝礼を支払った方が回答率が高かった、
という「結果」があるだけです。
国民性や宗教観にも影響しますが
結果からあえて推論付けるならば
「先に何かを得ると返したくなる(返報性の法則)」
ということかもしれません。
■ 実際のビジネスでの活用例
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全米に拠点を持つスーパー大手
「ウォルマート」
そこに食材を扱ってもらうには
高い壁があります。
食品棚の位置どりは
全拠点ですべて決められており
本社が認めない食材は取り扱いされません。
そこで、先ほどの手法を活用した事例があります。
チーズをダイレクト販売していた会社が
お客様に以下のDMを送りました。
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ー親愛なるお客様へー
いつも当社のチーズをありがとう。
あなたの元にすぐに届けるために
全米のスーパーマーケットにも
置いてもらえるよう交渉しています。
最寄りのスーパーマーケットに行って
当社のチーズはない?と聞いてもらえるだけで
置いてもらえる可能性が高くなります。
もし、スーパーでそう聞いてもらえるなら
私たちは嬉しく思います。
親愛なるお客様へ
愛と1ドル札を込めて。
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DMを送った結果
全米のウォルマート店舗に問い合わせが殺到。
数日後、本社から取り扱いの依頼が入りました。
(マーケティングの世界ではかなり有名な話です)
さて、本題に戻ります。
■ 店舗のライン登録数を増やす方法
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多くのお店は
「お得な情報をお届けします!」
「次回使えるクーポンプレゼント!」
といった案内でラインお友だち登録を
増やそうと努力されています。
ただ、ほとんどのお店が
お友だち登録を増やせない状況です。
理由は2つあります。
■ 先に与えていない
■ 認知度が低い
前者はライン登録したら
その場で何かプレゼントすると改善されます。
(クリスピードーナツやマクドナルドも同じ手法)
後者はショールーム内に
POPを置くことで改善されます。
こんな風に→ https://airpra.jp/lp/table-
エアプラの卓上POP機能は
あいおいニッセイ同和損保様と提携した
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「ドラレコ推進POP」
「ラインお友だち登録POP」
「スタッフ紹介POP」
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などたくさんのデザインが登録されています。
*あいおいニッセイ同和損保のドラレコ推進POP
→ https://airpra.jp/?template_
誰でも簡単に作れますので
是非、「認知度向上」でご活用ください!